溶解
2009年 04月 21日
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岩手山の雪がだんだん溶け始めてきた。
この山のふもとに住む人たちは、この雪解けの斜面を見て今年は暖かいとか、雪の多寡についても話題にするみたいです。今年は春が早いような気はしているのですが、その方々から見るとどう感じてらっしゃるのでしょうね。
先週の中ごろ、キビタキの鳴き声を聞いた。その週末には、盛岡に行く運転中にセンダイムシクイの声がした(ような気が)。そうそう、ツバメも先週の中ごろでしたっけ。この2週間くらいで、一気に夏鳥がきたみたい。
岩手山を見るまでも無く、これこそ暖かくなってきた証拠ですね。
冬の間、里に下りてきた鳥たちは、岩手山の雪解けを見て感じるものがあるのかな。
だんだん山肌が遠目には群青色に染まってくるのを見て、ウグイスたちは山へと向かってゆくのだろうか。
視覚だけじゃない、風の匂いとか動きやすさとか、そういう感覚の結果、山に帰ってゆくんでしょうね。毎年のことなんだけど・・・、何だか不思議だなぁ。
いつもの橋げたに、ツバメが輪を描いて飛んでいる。
雑木林を元気に飛び回る、エナガやシジュウカラの姿。
遠くの森からは、ツツピン、ツツピン、ツツピン・・・と早いテンポのヒガラの囀り。
金属質にツッ・・ツッと鳴くのは、ホオジロの仲間(アオジかな?)でしょう。
霞がかった空へ顔を上げ、軽く目をつぶっていると、活き活きとした鳥の気配が耳から眉間から伝わってくる。
今年も無事に子育てを頑張れよ!
なんて気持ちを込めて、飛び交う鳥たちを眺めているのです。
by bigbirdman
| 2009-04-21 00:10
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