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フクロウくんのポンコツ的生活
musisasare.exblog.jp
思い出せない。。
2006年 03月 13日 |
明け方見た夢が思い出せない。
なんだか特徴的な夢だったんで、朝起きたら「夢占いキーワード辞典」で調べよう♪って思っていたのに。なーんて昨今では占い好きな婦女子も記事にしないような些細なことなんだけど。

潜在意識と顕在意識。
顕在意識は潜在意識に縛られているらしい。
建材意識は洗剤意識に縛られている?(これがダメネタなんだ。。)

話し変わって、ある先輩の話。
自分が柱の木材(あるいはタンスだったか?)になった夢を見た先輩がいる。
関西兵庫出身の先輩だ。
「いやー、ホンマねぇー・・・あればっかりは救いが無いんよー!」
みんなで爆笑した。
そりゃそうだろう。

「いやー、そういう状況でもねぇ、、なにか一つは救いがあるんちゃうかなぁーって色々考えたんやけどねぇー。。」
さらに笑った。
柱になった先輩は、確かに僕のココロの中で人間愛の理想のひとつという精神的な柱になった。(そして多分、そんな大そうな褒められ方をすると「ホンマに窮屈で救いが無いわー」って言うだろう)

彼とは、大学の頃に一緒に研究していた。彼とはたくさんの忘れられない思い出がある。

でもその中でも、春先のある日に、岩手県八幡平で雪解けの調査をしていたときのことを僕は忘れない。

それは何でもないことかもしれない。
彼の愛車の日産バネットで八幡平アスピーテライン(山脈を縫って走る道路)を走っている時に、高山で繁殖する鳥「カヤクグリ」の大群が、長い時間、僕達の車と平行して羽ばたいて行った。
ただそれだけ。

でも、そのとき車の中でラジカセで聞いていた曲は、加藤登紀子「さくらんぼの実る頃」。。。
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雪解けの薄靄がかった広い空と、眼下のパノラマの風景。美しくも懸命に羽ばたくカヤクグリは、ラジカセを止めさえすれば、その羽音が聞こえてくるようだった。
完璧すぎ。二人は瞬間的に幸福モードに切り替わった。

「あ゛ーー、ちょっと、ナニコレ?!あーダメやー涙出る!」
「グフフッ・・(感涙しているフクロウ)」

さーくーらんぼーのーみーのーるーころー
鳥たちはー浮かれて歌うよー♪
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あの日、僕たちは感動して、きつい調査も頑張った。
そのときそのときで、それこそ救いが無いような状況でも、ほんのちょっとしたことでスカッと元気が湧いてくることがある。
自分が生きているその状況を、自分がどういう風に認識しているのか。どんな世界の中であるのか。
それがちょっとでも明るい方向に振れたとき。それがちょっとしたココロの琴線に触れたとき、なんともいえない幸福感で満たされることがある。

人生がトータルで救われることなんて、滅多に無くたって構わない。
でもあの瞬間は間違いなく、自分の「コレが人生だ!」の一つの形だったんだ。
そして、そういう瞬間のことは、絶対に忘れない。(今朝見た夢は忘れるけど)



その調査の帰りに、先輩は交差点で停車した時に前席との境目のロールバーの間に頭を入れて、後部座席の荷物を取ろうとした。

その体勢で先輩は、僕に科学的な質問をしてきた。
「ねぇ、物理法則の不可逆性ってこういう場合にも働くんかなぁ・・・?」
「なに言ってんすか?」

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「このあたま抜けへんねん・・・」
「入ったものが抜けへんねん・・・」

「は~・・・、何やってんすかもう!」

そんな僕たちを、後ろの車のカップルが、交差点で見えなくなるまでずーーっと笑っていたのを、僕はバックミラー越しに確認していた。(つまり、ずーーっと笑われていた・・・)

(こういうことも決して忘れないフクロウなのです。)

その先輩は今、あるNGOで井戸を掘るためにアフガニスタンに行ったまま。
迷ったり悩んだりの日々の生活を伝えてくれる。
最近はたまにしかメールが来ないけど、どうしてんのかなぁ。。

ココロの琴線丸出しで生きる同盟。
昔、僕の悩みを「生きる証」に昇華してくれた大切な友人だ。
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by bigbirdman | 2006-03-13 22:47 | ダメネタ |