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フクロウくんのポンコツ的生活
musisasare.exblog.jp
暑さ寒さも彼岸までなのか?
2007年 08月 13日 |
暑いって言ったら罰金100円!

人でさえこんななんだから、ケモノや鳥はどうなんだろう。

道路を歩いていると、カラスが口をパクパクさせていた。
スズメだって常にオープンマウスでいる。

そりゃそうだろうな。
呼気での温度調節か水浴びしか涼む方法が無いんだから。


暑さ寒さも彼岸までなのか?_e0029553_23403778.jpg

                                   (追記 この写真はウミネコでした)

今年生まれたばかりのオオセグロカモメの巣立ち鳥は、何を見ても興味深そうで、おっかなびっくりで、愛嬌がある。
車で近づいても、飛んで逃げようとしない。反対にこっちを覗き込むようにして関心を示しているので、実際危なっかしくて仕方が無い。


この巣立ち雛は、今年の夏の温度が自分にとっての夏の標準気温になるのだろう・・・。
可哀相な気もするけれど、このうち多くは何年も生きて、ときには10年以上も長生きするこの鳥たちにとって、今が最初の夏とはいっても、長生きな分だけ、今年の比重はそれほど無いものなのかも・・・とも思う。

例えば、猛暑の年に生まれたものたちは、特に気温の上昇に耐性があるとかいったら、面白い。8月生まれのうちのよめさんは別に得意な様子は無いので、人間にはそういう特性は無いのかも知れないけれど、野生の生き物だったら、ひょっとするとそういうことがあってもおかしくは無いでしょ。

何を見ても面白い時期とは、子供時代の特権であり、子供が好奇心旺盛なのは、種族を問わず生きものの特性なのかもしれない。もし子供時代の特性は、何者に対しても好奇心を感じることだとしたら、大人の特性は、”様々なことに危険を感じること”かもしれない。

何かを守るということは、すなわち危険を伝えることが出来ること。
この雛鳥の親達は、どのようにして子供たちに危険を教えているんだろう。

何か、僕たちには感知し得ない交信手段があって、それを解析することで鳥の価値観なんてわからないものだろうか。

こうやって想像し始めると、好奇心の種は尽きない。
実際、思うだけで何も出来やしないのですが(^^;。
by bigbirdman | 2007-08-13 23:54 | 生活の中で |