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フクロウくんのポンコツ的生活
musisasare.exblog.jp
朝ごはんを食べるんだ!
2005年 09月 02日 |
精神的にいい状態っていうのは、仕事のストレスとか、対人関係とかで一日のうちで変化する。
それを物理的にサポートしてくれるのが食事だから、ほぼ毎日朝ごはんは食べるようにしている。

生理学的に、朝ごはんを食べないと脳にウンタラカンタラって言うのが今の主流の説明の仕方だけれども、僕にはあんまりピンと来ない説明だ。今のメディアって、気持ちの素朴な面からの説明を軽視しているから、そういうメディアの態度が嫌いだっていう先入観もあって、ピンとこないんだと思う。そして、ついそういう報道とか書籍には批判的になってしまう。。

これがいい説明だとは、恥ずかしくて恥ずかしくて思えないけれど、朝ごはんを食べるのは、生きることにポジティブな気持ちが生まれるからいいことなんだって、僕は思ってる。
僕の母が、今病気でここから少しはなれた街に暮らしているけれど、毎朝電話するその内容を突き詰めれば、”飯食えよ”と”夜はしっかり寝ろよ”の、ドリフのエンディングのような二つしかないから笑ってしまうし、そういう関係が率直で素直なようにも思える。
そういいながら、自分だって、少し前まではかなりいい加減な生活をしていたので、いろいろ栄養のこととか、食べ物の陰性陽性のこととか勉強しだしたことがこの2年くらいの間に起こった大きな変化だったんだけど。

僕の持論で、体と心は3次曲線を描くっていうのがある。だから、体が成長して(一つ目のカーブ)、心が成長して(二つ目のカーブ)、その心を抱いてまた、体が成長すればいいなーって思ってる。僕は早く30代になりたかったんだけど、ようやく30代に入って、まだ子供はいないけど、2回目の体が成長する時期になって見えてきたものがある。それは、やっぱり命を引き継ぐって言うこと。その段階になってようやく、今の2回目の体(体への意識っていうことかな)の成長が一番大切だし気持ちの上でもすごくポジティブな状態になってるんだろうなと思う。
親から与えられた体の成長と、自分で積極的に取り入れてゆく体の成長の違いともいえると思う。精神的な要求とのバランスを意識した健康志向が、色々やっていても、傍目から見ていても、安定した形なんだろうなって。

たくさん失敗して、(それでもまだ自分が捨てきれないっていうか、やっぱり自分しかいないっていうか、やっぱり自分が好きなんだっていう、そのすべてを包括した気持ちにはなったけど、やっぱり駄目で全部捨てたような気になって、放浪とかしたかったけどそれでも色々シガラミとかあって、どうしようもなくてまた拾って・・・、くどいおっさんだなぁ。)そんで、ようやくこの自分で生きて行って良いのかなっていう気持ちになった。
その人が自分の気持ちを汲んでくれたとき、そして上手く役立ててくれた時、嬉しいって言ってくれたときに、今までにない喜びを感じることができるようになった。

そういう自分の生き方の、次元がひとつ昇華したような気持ちを味わえるようになって、生きていることがリアルになってきた。ごく当たり前に、テレビのニュースの中で悲しんでいる人たちの気持ちに感応して涙が出るようになった。
もちろんまだまだ自分への不満だらけの自分だけど、自分の手持ちのカードが想像力を働かせることで、いろんな人に感じ取ってもらえるという気付きがあった。そして、このカードを通してまたいろんな人から教えてもらえることも。

だから、僕はそういうシンプルな、人間としての成長に無関心であったり、その面に裏づけが感じられないニュースとか、批判・揶揄に対して、そうじゃないんじゃないかなって強く思うようになってきた。

過去と今と未来への変化に思いを馳せることのない世界観(ちょっと大げさかな?)に、大きく立ちはだかる自由人でいたいなーなんて思っちゃったりするのです。。

そのために、毎日おいしい朝ごはんを食べ続けているのであります。

朝ごはんを食べるんだ!_e0029553_2229852.jpg

by bigbirdman | 2005-09-02 21:13 | 食について |