吹っ飛んでできた布団
2006年 10月 12日
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田んぼの稲刈りで、最近の機械は刈り取った稲の茎を細かく裁断する。
そしてそれを田んぼに放置して、肥料にするんだ。
5センチくらいに刈り込まれた稲の茎。
この稲の茎が先日の台風で水に流されて、あぜ道の隅のほうに溜まっていた。
即席のふかふかなクッションのようだ。
どうやら、鳥達もそれを見逃さずにいたようで、このクッションの上に何の鳥かは分からないけど、風切羽が落ちていた。
多分暖かかったんだろう。
鳥達は、こういうものを見逃さない。
自然に出来た木の洞に巣を作り、軒下で雨を避ける。珍しいものだと海上で渡りの途中に大雨にあって、たまたま通りかかった船の甲板で休憩していたこともあったという。
偶然の産物を取り入れて、不安定な人(鳥)生をやってゆく。
そのとき、多分生きている幸せとは、その瞬間瞬間に訪れてくるものなのだろう。
雨をしのげて幸せだ。
フカフカのクッションがあって、今日は暖かいねぐらで休めるぞ。幸せだ。
あっちにおいしい木の実がたくさん成っていて、幸せだ。
安心について、僕はいつの間にか貪欲になっている。
これをしたい。あれもしたい。そうすれば安心だ。
これがあれば。一眼レフデジカメがあれば(^^;。
あんまりストイックな振りをしすぎても、本当に言いたいことからどんどんずれてゆくもの。
だけどコロコロ変わる自分のココロの大きな振幅の中で、片方にはこういう鳥達の慎ましやかな生活に思いを馳せる気持ちを持っていたい。
快適な一夜を過ごして、この鳥は、またどこかへ旅立っていった。
価値を見つけるのはいつも人間なんだけど、快適さにおごらず自分の旅を続けて行く鳥という生き物に、いつからかずっとココロ魅かれている。
最近ネタ切れ気味なので、今日も田んぼネタでした。
そしてそれを田んぼに放置して、肥料にするんだ。
5センチくらいに刈り込まれた稲の茎。
この稲の茎が先日の台風で水に流されて、あぜ道の隅のほうに溜まっていた。
即席のふかふかなクッションのようだ。
どうやら、鳥達もそれを見逃さずにいたようで、このクッションの上に何の鳥かは分からないけど、風切羽が落ちていた。
多分暖かかったんだろう。
鳥達は、こういうものを見逃さない。
自然に出来た木の洞に巣を作り、軒下で雨を避ける。珍しいものだと海上で渡りの途中に大雨にあって、たまたま通りかかった船の甲板で休憩していたこともあったという。
偶然の産物を取り入れて、不安定な人(鳥)生をやってゆく。
そのとき、多分生きている幸せとは、その瞬間瞬間に訪れてくるものなのだろう。
雨をしのげて幸せだ。
フカフカのクッションがあって、今日は暖かいねぐらで休めるぞ。幸せだ。
あっちにおいしい木の実がたくさん成っていて、幸せだ。
安心について、僕はいつの間にか貪欲になっている。
これをしたい。あれもしたい。そうすれば安心だ。
これがあれば。一眼レフデジカメがあれば(^^;。
あんまりストイックな振りをしすぎても、本当に言いたいことからどんどんずれてゆくもの。
だけどコロコロ変わる自分のココロの大きな振幅の中で、片方にはこういう鳥達の慎ましやかな生活に思いを馳せる気持ちを持っていたい。
快適な一夜を過ごして、この鳥は、またどこかへ旅立っていった。
価値を見つけるのはいつも人間なんだけど、快適さにおごらず自分の旅を続けて行く鳥という生き物に、いつからかずっとココロ魅かれている。
最近ネタ切れ気味なので、今日も田んぼネタでした。
by bigbirdman
| 2006-10-12 00:17
| 生活の中で
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