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フクロウくんのポンコツ的生活
musisasare.exblog.jp
実は最近・・・
2008年 01月 17日 |
実は最近、職場の上司と折り合いがつかない。
久しぶりにそういう状況になり、自分に対して戸惑っている。

人を嫌うことって、なんて簡単で楽なんだろう。
こらえ性が無いこともあり、家に帰ってきていつも愚痴をこぼす。
人のことを悪くいうのも、なんとも簡単で爽快なものだ。

楽であったり、爽快であったりすることに、僕はいつも引かれてゆく。
それが直接、何の解決に繋がらないと分かっていても。
自分が不都合を感じている事柄や人物に対して、非難したい気分を抱くのは当然のことだ。
それを止めようとは思わない。そういう相手は、自分から見て絶対に悪いんだから。
悪いものを悪いといって気が済んでいるうちは、そうすればいいと思っている。




人を悪く言う心理には、背景に自分を分かってもらいたいという希望が潜んでいる。
そんなのだれでも知っていること。
ただ、自分にそれを伝えるだけの能力が無いから、そのことは見ない振りをして、ただ相手を悪く言う。自分を高めるための仕事や生活をしていないから、同じように相手を引きずりおろそうとして、直接傷つけるような言葉を考える。

ただ、僕の一点の救いは、この点において絶対そこまで下卑たまねだけはしないって、決めていること。だから、もしそうしてしまいそうな心理状態になったら、残念だけど仕事辞めて、僕はそこから去ってゆくと思う。食付いてでも稼がにゃいかんのだけど、多分(直接)人を傷つけてまでやってゆくだけの逞しさが僕には無いだろう。
そんな感じで、お願いだからそういう状況にだけはしないで(ならないで)欲しいと、思っているけれど、人のココロは本じゃない。
目に見ようが無いので相手の今の気持ちはどうなんだろう・・・、そういう嫌な勘ぐり気分で最近は仕事をしているときが多い。
内向的に行き過ぎて、自分を苦しめているなぁと客観的には自己観察しているつもりではありますが。

先日の東京出張の際、新幹線に乗るまでの道中で、後輩達と楽しく談笑していたのに、ふと精神的に調子を崩してしまった。眠った振りをして後輩達には心配させないように勤めたけれど、小さな混乱状態になっていた。
正しい分析など自分では出来ようも無いけれど、恐らく住み慣れた環境から離れ、ほんの数日間でさえ出張先で生活することが、精神的に負担になっていたのだと思う。

「あ~、自分はこんなに今の仕事(というか上司だと思いますが)嫌だったのね・・・」

他にどうやって生活してゆこうなんてこたぁ特に具体性も無いくせに、ただキライというネガティブな感情に敏感になってしまったこの身の不幸を思った・・・。

人生には乗り越えなくてはならない壁がある。でも率直に言って、自分としては今まで越えてきた部分でもう十分、たくさんだ。人にはキャパがあるんだから、オレにはもう来んなコノヤロ!って感じなのです。全然人より苦労していませんけど。
正直、人を受け入れるなんて、実は自分の大いなる英知的な誤解に過ぎないとも思うことがあるのですが、僕の場合、結局人の好き嫌いについては、ある嫌いな人に、「それでも好きなところがひとつでもあれば大丈夫!」と思えるかどうかが分かれ目になるのです。ただ、ビジネスライクに、中途半端には人を好きになれない性分なので、これまで自分の近くで仕事をしてきた人たちは、誇張ではなく本当に好きになってきました。
・・・ただ、ある種の性格の人物像を除いて。



フクロウがどうしても受け入れられない人物像
それは、極端に人を寄せ付けない人
(挨拶が出来ない)
それは、自分の中に”ものごとは、こうあるべき”というスタイルが極端に出来上がっている人
(人にモノを教えられない)
それは、自分の言っていることが受け入れられないと、徹底的にその対象をこき下ろさないと気がすまない人
(本当は心配で仕方が無い)

括弧内はさておき、これらひっくるめて、一般的には”傲慢な人”と言えるかと思います。
でも実際、これらはすべて僕にも当てはまります。
ただし、この職場では今まで、二人ほどそういう人物と仕事をしてきたことがあるのですが、その二人の共通点、そして当然フクロウには共通していない点として、

ココロの中で思っているだけに留まらず(僕は留まっている)、それを実践してしまう強さ、または無神経さが彼らにはあるのです。

僕はこれが、本当に苦手です。
これと組んで仕事をすると、大抵ろくなことがありません。

例えば・・・

上司「何で、この(家庭)環境でこういう援助方針なの?」
自分「え?どうしてダメなんですか?」

上司「そうじゃなくてぇ、どうしてこういう方針なの!?」
自分「これは、こうこうだから、こうしたほうがいいと思って・・・」

上司「・・・(呆れた様子)」
自分(呆れてねえで何か言えよ、コノヤロ!)

上司「ここは、契約内容をこうしてこうすれば?」
自分「??(説明の省略が多くて何言っているかが分からない)」←要するにおバカ

上司「・・・」
僚友「それは、あんまり聞かないやり方じゃないですか?」

上司「とにかく、これじゃ全くダメだと思わない?」
自分「・・・(何を言われて、何がダメだと言われたのか分からない)」

要するに、自分のこう在るべきというスタンスが多分あるんだけど、それを具体的には明示しないずるさがある。質問だけして自分の意見を説明しない怠け。都合よく自分に甘い節があるんだ。
だから、相手は一対一での意見のぶつかり合いを避けて面倒を回避していて、おバカなこっちは一方的に不安になるように錯覚させるテクニックを使ってくる。
(これって、ちょっと怖いセールストークなんかでも使われる常套手段に通じるもので、一時的に思考停止状態になってしまって、直面すると意外と怖い話術なんです。)


まぁ結局、こういう建設性・発展性の無い人間関係に、大変虚無的になってしまう自分なのです。
ですが、僕もここでもっと突っ込んでゆけない弱さがあります。
自分が傷つきたくない気持ちの人一倍強いせいがあり、こういうのは結局自分で招いている関係性なので、やっぱり本当はもっと食付いて乗り越えてゆかなくてはいけない壁なんでしょうね。

ただ、僕はできればそういうドロドロした関係にはしたくない。
よしんば僕が突っ込んでいったとしても、そこでこじれてしまったときに、それを修復させるだけの度量が恐らくこの種の人間には無い、と僕は思っている。
結局、僕がそれだけこのタイプを信用していない。

一番素直に考えれば、そこら辺が原因だと言うことも分かっているんですが、なかなかガップリ組んでゆけない、実践できない自分の弱さかな。

でも・・・弱さだって、克服しない意志があればスタイルになるとも思うのですよねぇ(笑)。




進行中の関係性なので、結論の出しようが無くて恐縮です。
そういう悩みを抱えながら仕事をしております。

また何かあればネタにしたいと思います。
でも、しないかもしれません(^^;。
by bigbirdman | 2008-01-17 00:49 | ダメネタ |