プリューム(雲)
2008年 11月 02日
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暖かい日の夕方に、千切れて浮かんだプリュームだった。
逆光を受けて、虚空との境目が金色に輝く。
虚空に浮かぶ雲だから、僕と空との距離が分かる。
この時間に上空が薄く白んでくるのは、空の温度が低い証なんだ。
その薄い層がやがて地表に降りてきて、冬の空は輝きを増す。
このプリュームも、いつか地表に帰ってくる。
雲を見ていると、生きていることとどこかで繋がっているような気がする。
by bigbirdman
| 2008-11-02 22:41
| 独り言
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